スポットメーターF、その3
今日は暑かったですね。朝一で、塩屋崎灯台に行き、その後
極楽浄土の「白水阿弥陀堂」に行って参りました。塩屋崎灯台は
雲の状態が今ひとつで撮影せず、撮影ポイントの確認。白水阿弥陀堂は
古代ハスはピークを越していましたが、一応撮影して来ました。
近いうちにブログでも紹介と言う事で。
で、本題です、
スポットメーターFは、ファインダーを覗くと中央に黒丸が有り、其処が
1°の測光範囲に成り、ハンドルのボタンを握れば測光です。
中間トーンの場所なら、測光した値で露光すればOK
雪面の様な白一色でトーンの出ている所を測光して、メモリー→Hボタンで
ハイライト基準の露光を算出なら、白がきちんと白として表現される露光になります。
同じ様に潰したくない黒の場合だと、シャドウ基準で演算して露光を決める事に
なります。
ミノルタのスポットメーターFは、3点までメモリー可能なので、
一番明るい所と暗い所を測って明暗差を知ったり、平均値を出したり
と言った使い方も出来ます。
スポットメーターF
昨日は新しいカメラと、レンズ構成に付いて書き込みしたので、
今日は使用している露出計について。
自分の場合は、Nikon F2をアイレベルのファインダーで露出計無しの
状態で購入してから、もっぱら露出計は「ミノルタのスポットメーター」を
使用しています。
「コダクローム64」から始まって、「エクタクローム64」、「ベルビア50」
「E100VS」とメインに成るフィルムは変わって行った訳ですが、ポジフィルムを
使う場合、フィルムのラチチュードが絞り5絞り程の範囲で、白(ハイライト)〜
黒(シャドウ)を表現しているので、露出の決め方が非常に大事に成って来ます。
この露出計は、ハイライト基準とシャドウ基準。それにアヴェレージの基本的に
3つのモードが有り、使いこなせば測光範囲が1°程の狭い範囲ですので、非常に
正確な測光が可能です。
645Z
最初に手にしたカメラは「ペンタックスSPF」。中2の時に手に入れたのですが、
小6から新聞配達等をしていて、10回払いの分割で手に入れたと思います。
その後、社会人に成って「Nikon F2のアイレベル」〜「ペンタックス6×7」〜
ホースマン4×5。と成ります。
デジタルは写真学校時代に中古で手に入れた「Nikon D1X」。6×7IIが水没して
変わりに手に入れた「D800」が最近はメイン機種。
自分のスタイルが風景メインで、有る程度画面全体での質感を要求してしまう事から
D800も良いんだけど、背景の山肌等の木々の一本々が繊細に出てくれたら‥等、
要求してしまうんですよね。
と言う事で、前置きが長く成りましたが入手しました「645Z」.
実は発売当日に手に入れていて、レンズも超広角〜中望遠マクロまであるのですが、
まだじっくりと撮影していません。1度南会津の駒止湿原で撮影して来ました。
PCの環境を整えたり、他にも優先すべき事があったりとの事情ですが‥
レンズ構成は35の時から、35mm相当で、35mmの広角がメインレンズで
もう1本超広角と中望遠のマクロで計3本。この構成は山岳写真を撮影していた時から
変わりないですね。
前回の新宿展ではメインの一枚のみ、フィルムで撮影した6×7の物を、
スキャンし〜B0で出力してみましたが、充分な品質をキープしていました。
Lightroom
デジタルの時代になり、今までは使用機材がニコン一社のみだったので、
転送や閲覧〜現像等の処理は同社のソフトのみを使用し、その後の
レタッチ等でフォトショップを使用して作業していました。
今回他社のデジカメを導入した事や、メインマシンのHDが満杯に
成って来た事も有り、撮影した画像を外付けHDに一括して保存→
画像の管理はアドビ社のLightroomで纏めて行う等、作業環境を
整える事にしました。
以前、Macのクラッシック環境の時も、「ポートフォリオ」と言う
データベースソフトを使った事が有るのですが、「Lightroom」は
Ver.2で試して検索の能力が今ひとつだった印象が有り、余り活用して
居なかった経緯があります。
アナログでもデジタルでも、画像やデータを分かり易く整理して、
必要な時にすぐ使える様にしておく事は大事で、最初に有る程度
作業の流れを作っておけば、忙しい時期でも手間等のロスは最小限に
押さえられると思います。落ち着くまでは大変ですが、新しい
チャレンジと言う事で。