スポットメーターF、その2

カメラの内蔵露出計は、基本的に画面として捉えられているエリアの光を
明るい被写体も暗い被写体も、平均化して、露光を決めています。
画面が中間色で占められて、明るさも平均的な状態の時には、殆ど
失敗無く撮影する事が出来ます。

ただし、ポジフィルムの様に露光にシビアな感材で有ったり、
画面の中に太陽の様な明るい光が入って来る場合や、雪面で白一色と言った
特殊な条件の場合は、上記の様な設定からは外れるので、経験によるさじ加減
で有ったり、よりシビアに測光出来るスポットメーターの様な道具が
活躍してくれます。