小満〜からむし焼

昨日、5月21日は二十四節気の第8「小満」の日。
会津の昭和村では、この日を目安に、からむし焼
と言って、畑に藁を敷いて、野焼きを行います。

からむしは別名を苧麻とも言うイラクサ科の
多年生植物で、国の重要無形文化財に指定されている
小千谷縮越後上布」の原料であり、本州では奥会津
昭和村が唯一の産地となっています。

からむし焼の目的は、からむしの発芽をそろえ、
害虫を駆除し、灰を肥料として利用する為との事ですが、
会津では田植えも盛りの頃。気候も落ち着いて、
これからは作物が生き生きと生育する時期です。
何年か前にからむしの栽培等に興味を持って、
からむし焼から糸を作るまでの取材をした事があります。

今日はそのからむし焼の画像、